禅研究会

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2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『大唐名藍記・和漢禅刹次第〔中国部〕』(歴史資料叢刊1)

禅研究会の出版予定

『平氏政権と源平争乱』吉川弘文館(2022)第10章(横内裕人執筆)より

P.244 入宋僧の再開 清盛や後白河院の進行は、聖や持経者の活動を賦活化したと考えられる。その点で注目したいのが、俊乗坊重源である。(略)重源は、(略)法華持経者である。(略)仁安二年(1167)に、約八十年ぶりに入宋し、明州の地を踏んだ。五臺山巡…

横内裕人『日本中世の仏教と東アジア』塙書房(2008)より

P.415 北宋仏教導入という点で画期となるのが、入宋交流史上注目される奝然であった。完成間もない宋版一切経の輸入やその後の安置の状況、また清涼寺蔵の優填王第三伝栴檀釈迦像と納入品の受容が、モノの直接的輸入という点で議論されている。 さらに奝然は…