禅研究会

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「足利義満のうちなる中国皇帝 舎利信仰を手がかりに」『アジア仏教美術論集 東アジアⅦ アジアの中の日本』(中央公論美術出版)の補足とおわび

西山美香「足利義満のうちなる中国皇帝 舎利信仰を手がかりに」『アジア仏教美術論集 東アジアⅦ アジアの中の日本』(中央公論美術出版)の第二章「金閣のうちなる北魏献文帝の鹿苑石窟寺」におきまして、 北山殿に禅室を設け、禅林諸老を集めて禅を談じた義…

2023年を振り返って

2023年は大変お世話になりました。 2023年は1冊の史料集、1本の論文を出すことができました。数は少ないですが、両方とも手前味噌ながら時間と手間をかけた研究成果であり、なんとか世に送り出すことができたことに感慨無量の大晦日です。 研究会としては…

『鎌倉五山記』(歴史資料叢刊2)

禅研究会歴史資料叢刊2 西山美香編『鎌倉五山記』 予定(2024年4月8日刊行、3500円+税)

『大唐名藍記・和漢禅刹次第〔中国部〕』(歴史資料叢刊1)

禅研究会の出版予定

『平氏政権と源平争乱』吉川弘文館(2022)第10章(横内裕人執筆)より

P.244 入宋僧の再開 清盛や後白河院の進行は、聖や持経者の活動を賦活化したと考えられる。その点で注目したいのが、俊乗坊重源である。(略)重源は、(略)法華持経者である。(略)仁安二年(1167)に、約八十年ぶりに入宋し、明州の地を踏んだ。五臺山巡…

横内裕人『日本中世の仏教と東アジア』塙書房(2008)より

P.415 北宋仏教導入という点で画期となるのが、入宋交流史上注目される奝然であった。完成間もない宋版一切経の輸入やその後の安置の状況、また清涼寺蔵の優填王第三伝栴檀釈迦像と納入品の受容が、モノの直接的輸入という点で議論されている。 さらに奝然は…

新年のご挨拶

あけましておめでとうございます 新年を迎え皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます 2023年元旦 禅研究会 昨年も禅研究会として本を出すことができました。 みなさまのおかげと心より感謝しております。 ありがとうごございました!! 新型コロナウイ…

『仏像図彙 如来・明王・菩薩部』刊行(禅研究会影印叢刊2)

仏像図彙 如来・明王・菩薩 『増補仏像図彙』の第2冊「如来・明王・菩薩部」 (天明3年版・明治19年版・明治33年版)と 『仏像図彙』(元禄3年版)の当該部分を比較できるようにしました。 「西国三十三所観音像」『増補仏像図彙』(明治19年版、第5冊)…

『仏像図彙 祖師・道具部』(西山美香編)禅研究会影印叢刊1

『増補仏像図彙』の第5冊「祖師・道具部」(天明3年版・明治19年版)と 『仏像図彙』(元禄3年版)の当該部分を比較できるようにしました。 目 次 【影印】 1章 『仏像図彙』『増補仏像図彙』祖師 ………………… 1 護法…2 戒賢…3 智鳳…4 窺基…5 清弁…6 …

新年のごあいさつ

あけましておめでとうございます 新年を迎え皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます 2022年元旦 禅研究会 昨年は禅研究会としてはじめての本を出すことができました。 みなさまのおかげと心より感謝しております。 ありがとうごございました!! 新型…

初期室町政権を支える〈神話〉 「霊山付嘱」考

PDFは西山 美香 (Mika Nishiyama) - 資料公開 - researchmapで公開中。 三章 初期室町政権を支える〈神話〉 「霊山付嘱」考〔校正中〕 1 天龍寺を支える「霊山付嘱」 貞和元年(1345)4月8日、霊亀山天龍資聖禅寺は法堂の開堂を迎え、足利尊氏・直義兄弟…

西山美香『武家政権と禅宗』笠間書院(2004)Ⅲ部「東山殿西指庵障子和歌」の時空観 ー足利義政の内なる夢窓疎石ー①

PDFは西山 美香 (Mika Nishiyama) - 資料公開 - researchmapで公開中。 Ⅲ部 「東山殿西指庵障子和歌」の時空観 ー足利義政の内なる夢窓疎石ー① はじめに ー禅宗和歌史序説ー 夢窓疎石の著作のなかでもっとも流布した作品が、仮名法語集『夢中問答集』と彼の…

西山美香『武家政権と禅宗 夢窓疎石を中心に』ご希望の方へ。

西山美香著『武家政権と禅宗』 上記の本、数冊残部ありますので、Amazonマーケットプレイス ヤフオク・メルカリにて頒布しております。 落丁・乱丁以外は返品をお受けできませんのでご注意ください。

魚籃観音(『望月佛教大辞典』より)

魚籃観音 魚籃観音 ギョラン クヮンノン 三十三観音の一。手に魚籃を持するが故に此の称あり。又水上、大魚に乗じたる形像あり。之を法華経普門品に「或は悪羅刹、毒龍、諸鬼等に遇すはんに、彼の観音の力を念ぜば、時に悉く敢て害せず」と云ふに配するも、…

蓮臥観音(『望月佛教大辞典』より)

蓮臥観音 蓮臥観音 三十三観音の一。蓮上に坐臥するが故に此の称あり。法華経第七観世音菩薩普門品に「小王身を以て得度すべきものは、即ち小王身を現じて而も為に説法す」と云ふに配せらる。是れ王は尊貴の身なるを以て、蓮上に坐臥すとなせるものならん。…

遊戯観音(『望月佛教大辞典』より)

遊戯観音 遊戯観音三十三観音の一。遊戯自在なるが故に此の称あり。法華経第七観世音菩薩普門品に「或は悪人に逐はれて金剛山より堕落するに、彼の観音の力を念ずれば一毛をも損する能はず」と云ふに配せらる。高所より落つるも損傷なきを、菩薩の遊戯自在に…

馬郎婦観音(『望月佛教大辞典』より)

馬郎婦観音 馬郎婦観音 馬氏の婦に化現せし観音の意。三十三観音の一。法華経顕応録巻下に、陜右の地は唯騎射を習ひて三宝を聞かず。唐憲宗元和4年(一説12年)一美女あり。来りて魚を鬻ぐに、人競うて之を娶らんとす。女曰はく、一夕にして普門品を誦する者…

円光観音(『望月佛教大辞典』より)

三十三観音の一。法華経普門品に「或は王難の苦に遇ひ、刑に臨みて寿終らんと欲するも彼の観音の力を念せば、刀尋ち段々に壊せん」とあるに配せらる。形像は背に熾盛の火焔を負へるを以て、此の名あり。 円光観音

延命観音(『望月佛教大辞典』より)

三十三観音の一。法華経普門品に「呪詛諸毒薬の身を毒せんを欲するものあらば、彼の観音の力を念ぜば、還て本人に著かん」とあるに配せらる。呪詛及び毒薬の害を除き、延命することを得るが故に此の称あり。然るに補陀落海会軌に依るに、其の第三院東門に延…