2021-02-14 蓮臥観音(『望月佛教大辞典』より) 蓮臥観音 蓮臥観音 三十三観音の一。蓮上に坐臥するが故に此の称あり。法華経第七観世音菩薩普門品に「小王身を以て得度すべきものは、即ち小王身を現じて而も為に説法す」と云ふに配せらる。是れ王は尊貴の身なるを以て、蓮上に坐臥すとなせるものならん。像は蓮華葉上に坐して合掌せり。又仏像図彙第2等に出づ。